全国で中古住宅の買取・再生を手掛ける株式会社カチタスは、戸建や空き家の買取再販の最大手です。
広く名前を知られるカチタスですが、カチタスに買取できない物件はあるのか、特に再建築不可物件などの訳あり物件への対応はこれから買取を依頼するにあたって知っておきたいところです。
私と夫の実家は両方ともカチタスに買取の査定を受けましたが、夫の実家は買取できるという返事でしたが、私の実家は断られてしまった体験があります。
この記事では、カチタスの不動産買取の特徴や対応エリア、再建築不可物件や事故物件への対応の可否、買取できない物件について解説します。
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カチタスは買取再販最大手
カチタス(株式会社カチタス)は、全国展開するリフォーム再販業大手で、不要になった空き家・中古住宅を中心に再生し、再販・流通させる事業を展開しています。
全国に複数の拠点を持ち、築古物件でも独自の再生技術と販売ネットワークを活かし、買取・再販をスピーディに行う点が特徴です。
カチタスの買取不可の家
カチタスが買取できない家は下のような家です
- 車庫スペースがない・欠陥住宅・シロアリ被害がある家
- 事故物件などリフォームではカバーできない瑕疵のある物件
- 土地のみは買取しない
- 再建築不可物件・法令や接道欠如などで再販困難な物件
- 建物に重大な構造欠陥がある物件
- 市場性が極端に低い地域の物件
車庫スペースがない
車庫スペースがない家はもちろんのこと、道路に問題がある、例えば私道持分なしとか、再建築不可物件などは買取が難しくなるとも思われます。
再建築不可物件・私道などの問題
法律的に建て替えできない再建築不可物件などの物件は再販が難しいため、買取対象外となることも十分考えられます
公式ページでも「他社で断られた空き家などは相談可能」とされていますが、再建築不可物件に関する具体的な言及はありません 。
これらの状況を見ても買取ができる不動産の種類については明記されるのが普通ですので、買取対象外となることが予想されます。
また、再建築不可物件は道路の状況によって、リフォームが難しい場合もあります。
ただし、具体的な物件条件(法令制限、接道状況、再販可能性など)によっては例外があるかもしれませんので、該当物件については早めに査定相談を行うことをおすすめします。
欠陥住宅
カチタスの場合は「30年住める家」が目標で、売った後に苦情が来るような家であれば最初から買取はしません。
なので、家が欠陥住宅だったり、土地を含めて瑕疵がある物件は買い取ってもらえません。
私の実家の場合、カチタスに断られたのは、何らの欠陥が見られたからのようです。
他に仲介ので売却を依頼した不動産会社の社長からは
「作りがしっかりしていますね。鉄骨住宅ではないですか」
と聞かれたくらいだったので、カチタスの担当者の選択は相当厳しいと言えるかもしれません。
シロアリ被害がある家
実家の査定のあとに、カチタスは査定の際の全棟シロアリ検査をするように変わりました。
査定の時に担当者がシロアリ業者を連れてきますので、専門家が床下にもぐっての本格的な検査となります。
シロアリ被害が見られればここで買取を断られることになります。
最近の築年の古い家はシロアリ被害があっても売りに出ているところもあるので、シロアリ検査があるということは普通の中古住宅の売却よりも厳しいと言えます。
事故物件(要相談)
カチタスは事故物件は買取しないとされていましたが、近年は相談も可能ということになりました。
ただし、事故物件の心理的瑕疵と言われる条件は、実際には買取はかなり難しいのではないかと思われます。
もし、カチタスで販売されている家に事故物件が含まれているとなったら、心理的瑕疵に敏感な方はカチタスから家を買わなくなってしまうかもしれません。
その他瑕疵のある物件
たとえば土地の境界の問題がある、崖地である、周辺環境が悪いなど、そのような条件がある家は買取が難しいと予想されます。。
これらもリフォームではカバーができませんし、整地や測量などコストがかかり過ぎるものも断られる可能性が高いです。
土地のみは買取しない
カチタスは基本的に、中古住宅の買取なので、土地のみは買取はしていません。
買取再販の場合は、ほとんどが家つきであるため、できるだけ家があるうちに売却をするのが高く売れますし、解体費をかけないのが家を高額売却するいちばんのポイントです。
カチタスが買取不可とする理由
不動産の買取は100%買取をするという会社と、各自の基準をもち、買取を依頼しても断る会社に分けられます。
この違いは何にあるかというと、買取後の再販ルート活用方法の違いで、100%買取をするという会社は、買い取った物件を投資物件として再販するのに対し、カチタスのような会社は一般向けにその上に住みたいとする人向けに販売します。
専門用語でいうと、投資用・事業用物件と一般向けの実需の物件という違いです。投資用物件は、賃貸としての利用なので古くても家に欠点があっても買取できますが、一般の人は最大限きれいにリフォームされて、問題がない不動産でなければ買わないでしょう。
したがって、一般向けの再販を行うカチタスのような会社の場合、問題のある不動産は売れにくいため買取ができない、査定を依頼しても断られる可能性があります。
事故物件の買取
カチタスは事故物件などの訳あり物件は相談は受け付けるとしています。
ただし事故物件や建物の条件が良くても一般的にいって心理的瑕疵物件は再販が難しい場合があり、すべての物件が買取できるものではないことが予想されます。
営業エリア外は買取不可
拠点がない地域では、買取に対応していない可能性があります。
また全国的に見て拠点があっても、再販場難しいエリアの場合は買取ができなかった事例が報告されています。
再販・活用が困難な物件
再販の見通しが立たない物件(離島、過疎地域、法制制限物件など)は、買取できない可能性が高いです。
カチタスで買取ができない物件まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
再建築不可物件の買取可否 | 原則、買取不可の可能性が高い |
判断の背景 | 再販売や住宅用途への転用が難しいため |
その他買取困難なケース | 車庫なし、事故物件、築古・欠陥住宅 等 |
カチタスの不動産買取の評判と口コミ
カチタスの評判と口コミをまとめてお知らせします。
カチタスの不動産買取の評判
- 再販まで見据えた買取で価格が適正
- 古家や空き家でも相談できる安心感
- 全国ネットによるスピード対応
- 現状渡し対応が楽である
多くの利用者から「古家でも買取してくれる安心感」「相続物件の相談がしやすい」「迅速な買取対応」に評価がありますが、一方で「再建築不可物件は断られた」という声も一定数あります。
カチタスの買取の口コミ
以下は実際の利用者の声です:
- 「古い空き家でも丁寧に現地査定してもらえた」
- 「現状渡しで負担が少なく、契約までのスピードが速かった」
- 「法的制限のある物件は断られたが、それも誠実に説明してもらえた」
カチタスの会社概要
社名 | 社名 株式会社 カチタス |
設立 | 1978年9月1日 |
代表取締役 | 新井 健資 |
事業内容 | 中古住宅再生事業 |
資本金 | 37億7,887万1,000円(2022年3月31日現在) |
上場市場 | 東京証券取引所プライム市場 |
所在地 | 群馬県桐生市美原町4番2号 |
東京本部 | 東京都中央区新川1-18-3 新川中埜THビル4階 |
連絡先 | 0120-593-000(カチタスコールセンター):9時~20時 |
東京本部地図 | |
公式ページ | https://katitas.jp/ |
カチタスでの買取の流れ
- 無料査定依頼(Webまたは電話)
- 現地査定・価格提示
- 契約・引渡し(現状渡し対応も可)
- 再販前提のリフォーム・販売準備
利用時の注意点と相談のコツ
- 再建築不可や接道なしの物件は事前相談が必須
- 築古住宅は必ず構造状況や法令制限を明確に伝える
- 相続案件の場合は権利関係整理と書類を事前に準備するとスムーズ
まとめ
カチタスは、「現状渡し・旧家・空き家でも買取して再販」する強みを持ち、特にスピード対応と再販ルートがある点で評価されています。
ただし、再建築不可物件や事故物件、その他の要因のため再販困難な物件は買取対象外となるケースが多いため、事前の確認が不可欠です。
その場合は、訳あり物件を100%買取するという訳あり物件専門の会社に査定を依頼してみてください。
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